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勉強会主催者に必要な「四つのP」

要旨

勉強会主催者には「四つのP」が必要なのではないか。

  • Passion (情熱)
  • Planning skill (計画力)
  • Presentation skill (プレゼンテーションスキル)
  • Personality (人柄)

はじめに

先日、「勉強会カンファレンス2009」(metacon2009)に参加した。
「勉強会」という「学びの場」を自分自身ももっと作りたいと思っているし、勉強会を始める・発展させるための方法論やフレームワークを作れないかと感じているからだ。
これまでに考えていたことと、「勉強会カンファレンス」に参加して感じたことをまとめてみたい。

一つ目のP 「Passion」

勉強会の開催者に最も必要なもの、それは「Passion」(情熱)である。
大げさに言えば、「なんとしても勉強会を開催する」という信念のようなものである。

二つ目のP 「Planning skill」

勉強会を開催するまでには、大きなことから細かいことまで含めると、実は多くのタスクがある。
それをきっちりこなすには「計画力」が必要である。
当日の会場の手配や進行などの「段取り力」と、勉強会を中長期的にどのように開催していくのかを考える「企画力」も含めた「Planning skill」を持っていると開催がスムーズである。

三つ目のP 「Presentation skill」

勉強会の立ち上げ当初につまづきやすいのが、いわゆる「講師役」や「進行役」がいないことである。
必然的に、当面は主催者自身がこれらの役割を担わざるを得ない状況が発生する。
このときに必要なのが「Presentation skill」である。
また、社内勉強会であれば上司や経営者、それ以外であっても関連するステークホルダーに的確に「勉強会の意義」を伝えるためにもプレゼンテーションスキルは役に立つ。

四つ目のP 「Personality」

勉強会は一人では開催できない。参加者がいて初めて成り立つものである。
参加者との関係性をよくし、気持ちよく勉強会が開催できるかどうかを左右するのは主催者の「Personality」(人柄)である。

勉強会カンファレンスに参加して

当日の司会者・登壇者・スタッフを見ていると、どの方も上述の「四つのP」を高いスコアでバランスよく持たれているようにお見受けした。

これから勉強会を開催したいと思っているあなたへ

「ハードルが高いなあ」と感じたかもしれない。
これらの「四つのP」を持っていないと、勉強会は開催できないのか?
答は「No」である。
あなた自身がこれらの全てについて高い状態で持っている必要はない。
足りないものは、それを持っている人を仲間に引き込むのが近道である。
しかし、これだけは他人に任せられないものが一つだけある。
それは「Passion(情熱)」だ。
勉強会を開催しようという情熱だけは、あなたが持っていなければならない。
逆に言えば、情熱さえあれば後はなんとかなる。
まず最初の一歩を踏み出してみる。そのことで間違いなくあなたの世界は変わる。