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「集団皿回し」からの脱却〜柴田励司さんの講演より

昨日はデジタルハリウッド大学院で開催された柴田励司さんのセミナーに行ってきた。
キーワードは「Business × Digital × Hospitality」。
今回のセミナーで深くうなずいてしまったのは「集団皿回し」からの脱却。
「集団皿回し」というのは柴田さんが以前から著書「「仕事力」のある人、ない人」などでも言っている概念。
日本の企業はほぼ100%「集団皿回し」をやっていると柴田さんは言う。
「自分の皿を回すのに手いっぱいで、何か新しいことをやろうとしてもできない。新しく人を入れても、教えられない。つぶれそうな人がいて、それに気が付いていても助けられない。」

で、どうしたらその「集団皿回し」から脱却できるかというと、何かを「やめる」(Delete)ことだ。
当たり前だ。皿の数はもう限界なのに、別の皿を増やしたいなら、すでに持っている皿を置く決断をしなければならない。
これ、集団に限らず、個人でもいえること。
まずは自分の皿の数を認識しよう。そして「置いてもいい皿」「無理に回さなくてもいい皿」がどれかを見極めよう。


その他の「Your Take Away」(持って帰ってほしいこと)はid:starmap:20090129:1233238536さんがまとめてるので、そちらも参考にしてください。

「仕事力」のある人、ない人


柴田励司さんの関連著書